注意書きは役に立たない
「○○の可能性があるから気をつけること」なんて、教科書にはたいてい書いてある。
ところがたぶん、たいていの場合、教科書を開くのは、「○○」をやってしまったあとだから、 慌ててページをめくった先に、「気をつけよ」なんて書かれていても、余計なお世話だって思う。
特に現場で使うマニュアル本を書こうと思ったならば、読者を「被弾しないように」誘導するような 記述はあまり意味をなさなくて、むしろ被弾したあと、それでもなお、患者さんを立て直せるような、 そんなやりかたに行き当たれるような書きかたをしないと、現場で使えない。